皆さんこんにちは。日本アートの稲尾です。
片付けが大詰めを迎えてきましたので近況報告を交えながらご連絡いたします。
電話線等の撤去

本日電話線の撤去とそれに伴い電話機やコピー機などを撤去しましたので、今後弊社には電話とFAXが届きません。
主にメールと電話で様々なお問い合わせをいただいておりますが、今後は電話とFAXをされても弊社には届かなくなりますのでお気をつけ下さい。
何かしら弊社と連絡を取りたい方は、弊社HPよりメールにてお問い合わせください。
PCBの助成金交付決定
8月に申請していたPCB助成金ですが、不備を修正して再提出を行い以下の様な交付決定通知書なるものを頂きました。

なんとか10月に間に合ってよかったです。これで予定通り後片付けの業者さんに入ってもらえます。
決定通知書を受け取らないまま先に処分を始めてしまうと一切お金がおりません。
PCB助成金を利用予定の方はお気を付けください。
今の状態と今後の予定
まずは今後の予定(道筋)として、10月より業者さんに入っていただいて中に残った大型の設備等の撤去などを行い、これが終わると同時に工場建屋を引き払って廃業届を提出します。
弊社が廃業届を提出した段階で、120日以内に土壌汚染対策法に基づく土壌調査を行い県に報告しなければなりません。
ただし、弊社の場合は土地と建物にそれぞれ地主さんと大家さんがおり、弊社は大家さんとしか契約をしていないため我々が建屋を勝手につぶすわけにはいかず、土壌調査をしてくださる会社さんからは建屋があるとボーリング調査ができない旨を伝えられています。
我々も保健所に足を運んで今後の流れについていろいろと相談をしてはいますが、ネットでいろいろ調べてみてもこういった複雑な事例は先例がないのが実情です。
束の間の休息

現在、私は工場を畳むためにあちこちに駆け回っている状況ですが、久々にシルバーウィークで2日間の休みが取れたので、大学時代の親友に会うために岡山県真庭市にある湯原地域を訪れました。
彼に会うのは実に5年ぶりです。(最後に会ったのは2021年。)
彼とは大学からの付き合いで、大学時代は彼含めた複数の同期といっしょに近大サバゲサークルKUMAというサークルを立ち上げて、当時京都でCAMP大原というサバゲフィールドを作って運営していた関西学生BBS連盟に入れてもらい、毎月みんなでお金貯めてサバゲをしに京都までレンタカー借りて運転を交代しながら行っていました。とても懐かしい思い出です。
以前このブログで紹介した京都大学の先輩たちに出会ったのも、彼といっしょにサバゲサークルを立ち上げたのがきっかけです。
改めて振り返ってみても、近大福山高校を卒業するまでは本当に野球しか知らなかった私にとって、大学時代での彼との出会いは自分にとってこれまで全く知らなかった世界を知り、勉強がいかに楽しいものかを知るきっかけそのものだったと思います。
PCを自作する最初のきっかけを与えてくれたのも彼でした。
さて、そんな彼ですが今は真庭市と倉吉市で2つのお店を経営しながら、普段はお役所勤めをしています。
(彼の経歴については写真下の名前をクリックすると真庭市地域おこし協力隊のページに飛びますのでそこで確認してください。)
今回彼に連絡を取ったところ、私は休みですが彼は仕事でイベントをするという事で、
「なんでもええからウェーダーもってここにきて!」
といわれ、言われるがままウェーダー持っていくと、そこでは”オオサンショウウオを観る”イベントが開催されていました。


私はオオサンショウウオをまじかに見たことはなかったのでラッキーだなと思いながら、ウキウキで彼といっしょにスタッフとして参加させてもらいました。(当会の皆さん、快く受け入れてくださってありがとうございます。)
ちなみに、彼は今2つのお店を経営しています。
イベントが終わった後はそのお店を案内してくれることになりました。
まずはその第1店舗なのですが、、、知る人ぞ知る、「ドラゴン射的場」です!

このお店は彼の趣味で魔改造されている射的場なのですが・・・

にしても、武器庫感出しすぎやろ!www
そして2件目は、KURAYOSHI.exeです。

このお店は彼が経営しているふたつめのお店で、サブカルチャーカフェバーといってアニメやゲーム、VTUBER好きの集まるバーとなっていて、共同経営者であるボクセルさんがマスターとして活動されています。
お店に入るとすでに満席だったのですが、どうやら次の日(9月21日)に倉吉パークスクエアで開催されるオールジャンル同人作品即売会”クリエイターズギルドフェスティバル7in倉吉”というイベントの関係で来客が増えている様子。

親友も次の日にこのイベントに参加するとのことだったので、なら私もひと晩泊めてもらう代わりに会場準備手伝うわということで、次のお客さんが来たタイミングでお店を出て就寝することに。

21日の早朝、親友の自宅で起きてカーテンを開けて周りを見渡すとあたり一面山ばかりでぽつぽつと民家があるくらいでした。
夜の間は暗くて見えていませんでしたが、めちゃくちゃド田舎です。(私は母の実家が山奥の家だったのでこういうの好きです。)

さて、倉吉パークスクエアにやってきました。
私はここに来るのは初めてなのですが、はじめてきた場所ではじめて出会った人たちといっしょに会場設営をします。


テーブルと椅子とパネルを移動させて並べるだけなので設営自体はラクちんです。


私は生まれてこの方同人誌を購入したことがなく絵心はないので、私から見れば出展されている皆さんはイラストを描くのが非常に上手ですね。
普段めっきを行う中である意味金属製品のデザインの一部を担ってきた身ですが、私がしていることを絵に例えると、私は常に引き算をして不必要な線をひたすら消していく側ですので、かわいいキャラにするためにはどこにどんな線を足せばいいか?というセンスは私にはないものなので感心させられます。
中にはドールと呼ばれる人形を出店されている方々もいて、ドールの髪の毛がめちゃくちゃ綺麗だったので素材について聞いてみるとナイロンを使われているとのことで、私も趣味の釣りをするのにナイロンラインやPEラインなどを使いますので、昨今の樹脂業界の動向についての話でかなり盛り上がってしまいました。
さて、会場準備を手伝ったお礼といっては何ですが、運営さん側から近くのラーメン屋さんの割引券を頂いたので、みんなでおひるごはんにラーメンを食べに行くことに。

やってきたのは倉吉市で有名なラーメンつばささんです。
そしてなんと、私が頼んだのは、、、

まさかのラーメンではなくトンカツダブル定食!ww
どうも常連さんは結構これを頼むらしいんですよね。実際、食べてみたらめっちゃうまかったうえに値段もかなり安かったです。
倉吉に来るならここでトンカツ食べるのおすすめです。
久しぶりに親友に会って、5年分の積もる話をしてまだまだ話したい事、聞きたいこと、たくさん残っていますが、今回はここでタイムリミットです。
毎回会うたびに私の知らない世界を見せられていますので、次に会うときは何を見せてくれるのか楽しみが増えました。
石橋、ありがと!
おわりに
さて、1泊2日旅の話も終わったところで今回は弊社が過去に解決した事例を基に、めっきをした後の事について少しお話をしようと思います。
過去に弊社で請け負った仕事の中で、他社をいろいろ回ったが、どこで何度やり直してもクロムめっき行うとめっきが剥げるのでどうにかしてほしいという依頼を受けた製品がありました。
その時にいただいた実際の写真がこちらです。


写真を見たらめっきが剥げているのは一目瞭然ですよね。
よくよく話を聞いていくと、実はこれ形状としては四角い立方体のものなのですが、めっき後に赤線を引いている面を寸法出しのために物理切削加工をしたところ、ほとんどの個体でこの写真の様にめっきが剥げてしまって良品が取れず困っているのでどうにかしてほしいという事でした。
そこで、他社さんで既に処理して不良となっているものを弊社に持ち込んでいただき、めっきを剥がして再めっきを行った後に同様に物理切削加工したものが下の写真になります。


使用したカメラや光源といった撮影環境の違いによる色味の違いはありますが、上の写真の様にめっきがベロベロにめくれていないのがわかりますよね。
はっきり言います。
めっき屋さんの立場から言えば、基本的にめっきを行った後に物理切削加工を行うのは、禁忌行為であり、品質補償対象外です。
なぜなら、切削を行って発生する切子にもめっきが引っ付いているわけですから、母材の鉄より粘りの強いめっき被膜が削った母材に引っ張られて引きはがされてしまうのはこの世の物理法則として当たり前の事実だからです。
弊社が事業を終了した今、こういった基本的にやったらアカン事してる事例に関してはどんなに探し回っても問題を解決してくれるめっき屋さんがいないものと思います。(まともなめっき屋ほどこういうアカン事例は請け負いません。)
私は、この様な不可能を可能にするために時間とコストをかけて導き出した技術情報は、きちんと顧問契約を結んだうえでお金を支払っていただけない限り絶対に教えません。
たとえ相手が元顧客であったとしてもです。
私とてそんな法外に高額な料金を取ろうとは思っていません。
私に顧問料払って問題解決するのと、不良と再生産を繰り返して何十万、何百万もの金と顧客からの信用を失うのと、どちらを選ぶんですかって話だと思います。
どの道を選ぶのかはその会社さんの経営陣が自由に判断して決めるべきことなので私は一切口をはさみませんが、そもそも自社でめっきの設備や知見を持たれていないのにめっきで解決することはなおさら不可能だと思います。
ヒントというわけではありませんが、どこのめっき屋さんに依頼しても弊社がやっていたようにめっきで解決することができないのであれば、めっき以外の部分で自社でアプローチできるところを探してそこで対策を打って解決するのが最も現実的な解決策なのではないでしょうか。
死体撃ちに追剥してまで他人の持ち物をタダでパクって自分の食い扶持稼ごうとすると、いずれたくさんの恨みを買って公正取引委員会が飛んでくると思いますので、下品なことはしないように気を付けましょう。

