皆様こんにちは。日本アートの稲尾です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
お盆の間、実家に帰省したり、各地の夏祭りに行かれた方も多いかと思います。
今年は会社を閉じたこともあってお盆とか関係なくひたすら後片付けをしております。
今回は、その後片付けの道筋がある程度つきはじめたので、現状報告も踏まえてお話したいと思います。
片付けの目処
当初、片付けの目処として7〜8月辺りに業者さんに入っていただいて片付けを完了させようと思っていたのですが、薬品の廃棄処分やPCB(ポリ塩化ビフェニル)の処分をするための手続き等に思った以上に時間を取られてしまったため、片付けが完了するのは最短で10月を見込んでおります。
現状、社内工場のほぼ8割から9割の設備を自分たちで廃棄処分し、業者さんに依頼しなければ撤去・処分できない大型の設備だけが残っている状態となっております。



PCBの処理について

以前のブログでも書きましたが、弊社にはPCB(ポリ塩化ビフェニル)という油を用いた整流器(めっき用電源装置)があり、こちらの処分にだいぶ苦戦しています。
なんとかPCBの分析が終わり、これからPCBの処分方法を検討していくわけですが、
という制度を活用すれば、PCBの廃棄処理にかかる費用の2分の1を助成してもらえます。
現状私達もこの助成金制度の活用しようと考えているのですが、まいどのことながら手続きの瀕雑さどうにかなりませんかね?
おわりに
弊社が2月末で営業を終了してからおおよそ半年が経過しますが、今だに表面処理見積もりの依頼や、弊社でどうやって処理していたかタダで教えてほしいという依頼が来ております。
改めて申し上げますが、弊社はすでに営業を終了しめっき設備の大半を処分しているため、表面処理を行うことができません。
また、弊社でどのように処理していたのか教えてほしいという場合は、顧問料等のお支払いをお願いします。
正直に申し上げますが、他のめっき屋さんに依頼したとしても、そう簡単に弊社と同じクオリティのものは仕上がりませんよ。(特に耐食性や外観。)
なぜなら、弊社で行っていためっきや表面処理はかなり独自性が強いからです。
今となっては、他社さんに依頼しても弊社と同じかそれより高い単価を請求されているのに思うように品質が向上せず困っていることと存じ上げますが、
これまで他所でやったら悪くなるがウチでめっきしたら品質が良くなっていた製品というのは、コストカットの名の元に社内工程改悪して品質劣化させたものをウチの表面処理技術でなんとか品質維持させていただけです。
めっきや表面処理のことがわからないなら、コストかかっても自社の社内製造工程をもとに戻したほうがよっぽどマシだと思います。
製造コストが高騰しまくっている今の日本で「品質上げろ、単価は下げろ」なんて言ってたら、そのうちめっきや表面処理を受けてくれるところなんて消滅して、産業革命から堕ちたスペインみたいになるでしょう。
いちど失われた技術は、そう簡単に戻りはしないのです。
今後の動向として、工場の片付け(引き払い)が完了したらこの地(広島県)を離れる予定ですので、弊社でしていた処理について聞きたい方は我々が広島県を離れる前に早めにお問い合わせください。
ここ(広島県)を離れたあとにお問い合わせを頂いても、対応できません。
